セルフオーダー(モバイルオーダー)システムの導入に使える補助金まとめ!申請方法・支給額は?

セルフオーダー(モバイルオーダー)は、飲食店や小売業などで導入が進んでおり、業務効率化や顧客満足度の向上に寄与しています。

こうしたシステムの導入には一定のコストがかかりますが、日本政府や自治体からの補助金を利用することで、初期費用を抑えることができます。

本記事では、セルフオーダー(モバイルオーダー)の導入に利用できる補助金の概要、申請方法、支給額について詳しく解説します。

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セルフオーダー(モバイルオーダー)システムの導入で補助金は使える?

セルフオーダー(モバイルオーダー)システムの導入で使える補助金は複数あります。 多くの補助金の対象者は、中小企業、小規模事業者、一部の個人事業主です。 補助金の対象となる経費は、ITツール(ソフトウェア、クラウドサービスなど)および導入関連費用(設定費用、サポート費用など)です。

セルフオーダー(モバイルオーダー)の導入で使える補助金

セルフオーダー(モバイルオーダー)の導入で使える補助金について紹介します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツール(ソフトウェア、サービスなど)を導入する際の費用を一部補助する制度です。

これにより、業務効率化や売上向上を支援します。

▼IT導入補助金の概要

項目 内容
対象者 中小企業、小規模事業者、一部の個人事業主
補助内容 導入費用の1/2以内
補助金額 最大450万円
対象経費 ITツール(ソフトウェア、クラウドサービスなど)
導入関連費用(設定費用、サポート費用など)
注意点 申請前に、対象となるITツールが「IT導入支援事業者」に登録されている必要あり。

参考サイト:IT導入補助金2024

支給額

補助率は1/2から2/3で、上限金額は450万円です 。

申請の流れ

中小企業・小規模事業者のIT導入補助金の申請の流れは以下の通りです。

  • ITツールの選択等事前準備
  • 補助事業の実施
  • 補助金交付手続き
  • 事業実施効果報告

※交付決定前に発注・契約・支払い等を行った費用については、補助金の交付を受けることができません。

参考サイト:新規申請・手続きフロー(中小企業・小規模事業者等のみなさまの手続き)

利用例

飲食店の場合、セルフオーダー(モバイルオーダー)を導入し、業務効率を改善するケースが多く見られます 。

弊社ではIT導入補助金活用プランをご用意しており、弊社主体で申請することが可能です。 詳しくはお問い合わせからご連絡ください。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が経営計画に基づいて実施する販路開拓や業務効率化の取り組みに対する補助金です。

これにより、地域経済の活性化や事業の持続的発展を支援します。

▼小規模事業者持続化補助金の概要

項目 内容
対象者 小規模事業者、一部の個人事業主(商工会や商工会議所の管轄地域内で事業を営む者)
補助率 2/3(賃金引上げ枠のうち赤字事業者は3/4)
補助金額 通常枠:上限50万円
賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠:上限200万円
※インボイス特例対象事業者は、上記金額に50万円の上乗せ
対象経費 機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、設備処分費、委託・外注費
注意点 実際に補助金がもらえるまでタイムラグあり。

参考サイト:小規模事業者持続化補助金

支給額

    • 通常枠は上限50万円。
    • 賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠は上限200万円

※インボイス特例対象事業者は上記金額に50万円の上乗せ。

申請の流れ

申請の流れについては以下の申請手続き、実績報告手続き、請求手続きに分かれています。

①申請手続き

  • 経営計画書・補助事業計画書の作成
  • 管轄の商工会議所へ「事業支援計画書」の交付を依頼
  • 事務局へ申請書類を送付
  • 審査および採択・不採択の決定
  • 採択・交付決定

②実績報告手続き

  • 補助事業実施
  • 実績報告書の提出
  • 報告書等の確認、補助金額の確定

③請求手続き

  • 補助金の請求
  • 補助金の交付
  • 事業効果および賃金引上げ等状況報告書の提出

利用例

小規模飲食店がセルフオーダーシステムを導入し、顧客対応の効率化を図る事例が多いです 。

ものづくり補助金

中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的な製品・サービスの開発、生産プロセス等の省力化を行い、生産性を向上させるための設備投資等を支援します。

▼ものづくり補助金の概要

項目 概要
対象者 中小企業、小規模事業者、特定非営利活動法人(NPO法人)など
補助率 中小企業: 1/2、小規模事業者: 2/3
補助金額 750万円~1億円
※原則期間が空けば何度でも申請可能。
対象経費 機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費
注意点 ・実施期間内に事業を完了すること、補助対象経費の使用に関する厳密なルールが存在
・事後評価の必要あり

支給額

ものづくり補助金の支給額は750万円~1億円です。

給与支給総額は、税金や社会保険料を控除する前の給与、手当、賞与の合算となっています。

申請の流れ

ものづくり補助金の申請流れは以下の通りです。

  • 申請書類の作成
  • 公募期間中に申請
  • 採択か不採択が決定通知
  • 補助対象事業を実施
  • 補助金事務局への実績報告
  • 補助金交付

※申請にあたっては、事前にGビズIDプライムアカウントの取得が必要となります。

参考サイト:公募要領について|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

利用例

  • 中小企業・小規模事業者かつ製造業、サービス業、商業など幅広い業種が補助対象。
  • 新しい技術や製品の開発を行うプロジェクト。
  • 生産ラインの効率化や省力化を図るための設備投資。
  • ITツールの導入や業務プロセスの改善を目指す取り組み。

セルフオーダー(モバイルオーダー)システムの導入で補助金まとめ

セルフオーダー(モバイルオーダー)システムの導入にあたって、補助金を活用することで初期費用の負担を軽減し、効率的な導入を実現できます。

補助金の申請手続きや対象経費をしっかりと理解し、適切な準備を行うことで、スムーズに補助金を受け取ることができます。最新の情報をチェックし、早めの申請を心がけましょう。